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穢翼のユースティアはパクり?

何とはなしにヴァニタスの羊の現行スレを覗いたら、過去の書き込みに「オーガストの新作はパクリ」という気になる書き込みがあった。
ちょっと気になって調べたところ、どうやら穢翼のユースティアの設定が赫炎のインガノック(2007年11月22日発売)のパクリではないかという意見が一部でみられた。
これはライアーファン且つ作品のファンとしては許し難いことなのは間違いないわけで、確認の為に今月の新作もほったらかして積んでたのを速攻で消化して今(31日午前4時)に至る。
気になった部分は、「インガノックだけじゃなく、他の作品もパクってないか?」ってこと。
とりあえずプレイ中にとったメモ書き程度のものを若干手直しして纏めて載せてみるので、気になる人はどぞ。ネタバレ自重してないんで、気にする人は回避推奨。
オーガスト信者からすれば胸糞悪い話になっているかと思うけれど、生憎こちらとて既に胸糞悪い思いをしているわけで、まあお互い様でしょう。気に入らなければ妄想乙とでも言って目を背けておけばいいのです。


ユースティアでは、上空に浮かび隔絶された都市というのが舞台となり、インガノックは、海上にあるが無限霧に覆われ隔離された都市が舞台となる。つまり、どちらも外界と隔てられた「箱庭世界」である。これだけならまだしも、両者とも都市内部は上下に階層の区分があり、上に行くほど上流階級、下は貧困層という仕分けになる。更に、どちらも下層の更に下には人が住むには到底向かない過酷な環境(ユースティアでは「牢獄」、インガノックでは「最下層」とそれぞれ呼ばれ、その日を生きるのにも苦労し餓死者も平然と出るような有様)が広がり、階層の最上部には城が構えられているという部分まで共通。唯一違うとすれば、インガノックはスチームパンクに分類される話なので、都市の中に蒸気機関が見られること程度しかない。
また、ユースティアでは下層において羽化病という、体の一部が変化する特殊な病気がみられる。一方のインガノックでも忌罹病と呼ばれる体が変化する病が下層でみられている。しかもどちらも半ば天災とばかりに突如発症する病である上にシナリオの核心にも関わるものであり、「貧困層の環境が悪い」から来るような普通の病気ではないのだ。
細かなところをみても、娼婦が新種の麻薬に手を出している、最後にどちらの都市も崩れ落ち原型を留めないなどといった共通点もちらほら見られる。また、「人形」として他人に依存するエリスの存在も、主なき自動人形として自我を取り戻すも矢張り他人の感情に依存するルアハに類似していると言える。
一番上の「舞台がなんとなく似ている」だけならば偶然の一致、上下で貴賤が決まるのは常識などと擁護できなくもないが、こうも被ると流石に疑いたくもなる。

また、ユースティアの主人公カイムは、牢獄で男娼とさせられ、そこから逃走を企てるという過去があるのだが、この展開には見覚えのある人も多いのでないだろうか。そう、暁の護衛(2008年3月末発売)の主人公、朝霧海斗と似てはいないだろうか。彼も禁止区域という過酷な環境で暮らし、一時ホモ相手の性奴隷として使われていた時期があり後に脱走するという過去を持っている。
完全一致とまではいかないが、割と怪しい。それに、牢獄はインガノックの下層に似ているということは上にも書いたが、暁の護衛の禁止区域にも似ていると言えるだろう。

そして、ユースティアにおける謎が都市が浮いている理由となるわけだが、まあ上でネタバレ警告してあるから隠さず書くが、浮いているのは捕えた天使の力を吸って都市を浮かせているからである。
これは、skysphereのエロゲ「翼をください」(2010年2月26日発売)とまるで同じ設定である。こちらも天使が人間の手によって地中に封印され、その力によって主人公の住む町が空に浮いているというものだが、こうも丸被りしているのはちょっとどうなのだろうか。

ここまでがユースティアをプレイして、他のゲームと共通していて怪しいと思った部分である。
以下は個人的な見解も入っており、話半分に聞いてもらいたい。
そもそもオーガストは過去作を見る限り現代的世界観に多少SFというか未来要素を取り入れた作風のゲームしか作っていないところに、今作は突然近代ファンタジーちっくな世界観のものが作られた時点で違和感がある。けよりなやフォーチュンと同じシナリオライターが、いきなりユースティアの世界観を作りましたと言われても割と納得がいかない部分が違和感の原因だろう。時代設定も世界観の出来も今までと違い、とても同一人物のものとは思えない。その上プレイして思っていたことではあるが、序盤は世界観が割としっかりしており展開も(シナリオのレベルの低さに定評のあるオーガストにしては)結構読めるものだったのだが、終盤、特にティアルートに入ってからのグダり具合と、オーガストお得意のチープ且つご都合な展開は健在であり、更に余計な違和感を感じる。
邪推の域になってしまうが、世界観だけ良いところを他からパクってきたので序盤の世界観説明を兼ねた部分の出来はいいものの、シナリオライターの力量不足故に話を上手く膨らませて表現することができず、結局いつものオーガスト作品のgdgd感が滲み出ているのではないだろうか。いうなれば、畑の土壌は豊かなので種が芽を出しやすいのだが、その後の農家の世話が悪いので結局野菜の出来は大したことが無いという感じか。


(追記)
穢翼のユースティアのパクり疑惑については、関連する内容が31日にもあるので、気になる方はそちらもどうぞ