かおすのくにからこんにちは ~楽しい(棒読み)社会人ver.~

世間から逸脱した社会人がぐだぐだと綴る雑記帳でございますわよ

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高宕大滝と増間七滝

昨日は高宕大滝、今日は増間七滝と、車乗って千葉の滝見に行ってました
只の現実逃避とも言う
例の如く画像クリックで大き目のサイズが見られるので是非
近況の報告があまりないようなので、今後訪れる人の為に報告がてら書いていきますが、実際に現地に行く場合は自己責任でお願いします


昨日は高宕大滝に行ってきました
国道410号側から入って(大きな鳥居が目印)、高宕林道に入ります
事前情報だと支線の分岐までは舗装されているらしいので滝のすぐそばまで楽々だぜーとか思っていたら、遥か手前でまさかの通行止め
ナンテコッタイ
というわけで残りは歩き

林道は綺麗な舗装の上に落ち葉の塊や軽い落石がある程度で通行止めにする程じゃない感じ、ランクルパジェロとかのオフロード車なら苦も無く突っ込めるでしょう多分
あ、房総お約束の素掘り隧道は当然ありますよ
で、20分程歩いて高宕林道支線に入り、滝の看板のある場所までやってきて、いざ滝を拝んでみるも、上半分が枝の隙間から辛うじて見える程度
これは許せん
というわけで近くをうろつき川へ降りられる場所を見つけたのでそこから降りることに
あえて降りられる場所は言いません、現地でこの検討もつかない人が沢に降りるのは危ないと思うので
先駆者が歩いた後が薄ら残っているのでそこを辿ればはい河床
というか、沢歩きの用意なんてしてこなかったせいでスニーカー半袖半ズボン、カメラと三脚は手持ちというありえない格好なんですが
まあ気にせず足場を選んで進むと、流れ込む支流が何とも綺麗

意外と水深があるから子供の水遊びにも…と思ったがこんなところに来て子供に水遊びさせる家族なんてまずいないですよね
で、先に進む
最近の運動不足が祟って、石から飛び移る時に肺が押された時に息が漏れて変な声が出ちゃうとか恥ずかしい
それは置いといて、もう少ししたら足場なくなったw
沢靴とか家だよばっきゃろー
というわけで、吹 っ き れ た
スニーカーで沢ざぶざぶ歩くってめちゃ気持ちいいのね、帰りの事考えると憂鬱だけれど
暫くざぶざぶしていると、見えてきたよ滝

普段は渇水しているらしいけれど、雨の後狙ってよかった
ってか、蒸し暑さと興奮のせいで鼻血でてきたw
(沢で鼻血洗い中)
川の微生物さんごめんなさい、結構血を流した気がします
とりあえず撮るぜ




写真見て貰えばわかると思うけれど、今回は三脚も持って行っていっぱしのカメラマン気取り
でもそのお陰でスローシャッター切れて良い感じになったと個人的には思っていたり
そしてやっぱりAPS-C機でワイド端28mmはやっぱり不足、でも広角レンズとか高いですよ

ちなみに沢の雰囲気自体と、未舗装側の高宕林道はこんな感じ

沢は房総にしては綺麗で抵抗がなければ難なく飲めそう、と言いつつ飲んでないですが
未舗装側は洗掘もされていてかなり溝が深いのでオフロード車でも結構厳しそう、オフロードバイクとかなら余裕そうだけれど
とりあえず、もし滝に行くのならば、以下の用意位はした方がいいでしょう
・濡れてもいい格好
・靴(沢靴が望ましいがそこまで滑るわけではないのでトレッキングシューズ等でも何とかなりそう)
・飲食物(自分は500ml1本だけで足りましたが、個人に併せて)
後は当然のように圏外でしたので、行く前に誰かに行くことを伝えておいた方が万が一のことを考えるといいかと



今日は増間七滝に行ってきました
関係ないですが、「なな」で「奈々」と変換される自分のPCは矢張り調教されている…
場所は「増間林道」で調べればすぐわかるでしょう、林道沿いに滝があります
林道入り口に駐車場とトイレがありますが、今回は林道途中のダムの少し先に駐車場があるという前情報を掴んでいるので林道に直行
ダムを過ぎて少ししたあたりに駐車場と書いてありますが…どうみてもただの草むした空き地な件
普通車2台止めたらもういっぱいいっぱいになる位しかないです
まあ文句言っても仕方ないので車を入れて支度します
ちなみに、この駐車場までの間も竹が落っこちていたり未舗装路はぬかるんでいたり当然のように狭かったりするので、すれ違いができない人や車を汚すなんてとんでもないって人は下の駐車場に止めて歩きましょう
で、昨日の反省から今回はちゃんと登山靴持ってきましたよ
とりあえず林道を進みます
ダム湖と新緑と青空を眺めながらのハイキング…と言えば聞こえの良いものの、実際はダム湖が汚いせいで雰囲気台無し

例の草むした駐車場から20分位歩いた位でしょうか、前蔵引の滝の案内が出没
丁寧に観爆台まであるものの、葉が邪魔でまともに見えやしない

割とよくある感じの滝だったので、沢に降りて直接見ることもせず先に進む
前蔵引の滝から歩いて5分するかしないかの場所で、後蔵引の滝の案内が出没
今度の案内は非常に小さい、葉書大の大きさの看板が倒れかかった木に貼りつけてあります
肝心の滝までの道も結構な傾斜の獣道にトラロープをつけただけのようなもので、一般人お断り感がぷんぷんします
まあ自分は関係なく突っ込みますが
7m程きつい斜面をトラロープの助けを借りながら降りると沢に着き、後蔵引の滝を見ることができます

小さな沢にかかる滝といった感じでいい雰囲気なものの上の枝が邪魔すぎる


後蔵引の滝から暫く歩くと、T字路の標識が現れ、林道に沿って右に曲がり先に進みます
まあ轍と草の生え方から左に行く人はまずいないでしょうが
右に折れると暫く上りがきつくなり、そのうち切りとおしが現れます
この切りとおしの脇に、薬研の滝の入り口を示す表示有り

名前の通り、増間七滝は七つの滝(前蔵引の滝、後蔵引の滝、薬研の滝、狩人の滝、乙女の滝、乙坊の滝、坊滝)で構成されているのですが、3-6番目の滝は行くのが困難(且つ滝自体は地味)と言われており写真もあまり無い
縄場や梯子場の連続と言われているが、僭越ながら自分登山経験もそこそこあるのでここは是非とも写真を撮ってきたいと意気込んで挑戦
先に言うと、この挑戦、惨敗しました
ですので、失敗談聞きたくない人は棒線で区切った先まで飛ばしてください

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とりあえず看板を読むと、どうやら滝は132mにあるらしい、って132mっておいw
千葉県最高峰の愛宕山が400mちょいだというのに、この無名の沢ひとつでその1/3を降りろとなw
まあ気にせず林道から逸れますが、もう嫌な予感しまくりというか何と言うか
ここ暫く誰も入った痕跡がないんですね
普通こういった山道って人が通る場所は人の重みで有る程度踏み固められていて後を辿っていけるものなんですが、ここはそういうのが希薄、というか無に近い
辛うじてトラロープに沿って跡が見出せるものの、全然固まっておらず滑る滑る
房総特有の泥っぽい土壌と腐葉土のダブルパンチが容赦なく牙を剥きます
傾斜自体もかなりきつく、トラロープを駆使して三点支持キープしていかないと足元の滑りやすさのせいで沢まで直行便必至
それでも最初の20m位はまだトラロープが信用できたし傾斜もまだマシだったから割と何とかなるんですよ
問題はその先
傾斜がきつい斜面なせいか木が真っすぐ上に伸びないので進路上を塞ぐんですね
しかもトラロープが結んである木が抜けていたり腐っていたりという事態もこの辺から発生
もう勘弁して
それでもまだめげずに横這いとロープ頼みの降下を繰り返し進む
そして、恐れていたものがやっぱりあった
斜面の(ほぼ)垂直登攀(正確にはこれを下りるわけだから登攀はおかしいのだが)
たった1本のロープで、この60度超も辞さない斜面(泥質の表土いっぱいと苔むした岩盤のおまけ付き!)を降りろと申すのか
でもやるしかない、泣きごと言っても山は許してくれない
三点支持を徹底しながらこの頼りないロープに命を預け斜面を下りる
見てわかっていたことだが、実際に下りはじめるとこの斜面想像以上に長い、長すぎる
ふと、隣にある木にふと目をやると、キノコが嫌という程生えていて嫌気がさした
その瞬間右足に移しかけていた荷重が一気に抜ける
右半身から谷底へ落ちてゆく、右足は伸びているので踏ん張れない
増加した荷重に耐え切れず左足も滑る
「あ、死ぬ」
本気でそう感じたのはかなり久しい
まあこれ書いている時点で死んでないのは明らかなんですがね
幸いにも左足は曲げていたので必死に地面に足を付け、その反作用で体の右半分で斜面に接触する形になれたので、胸の真正面を斜面に打ちつけることはなく済んだことと、両手はロープを握っていたので助かったところ
後はロープが耐えてくれたことでしょうね
とりあえず右半分が泥だらけになったけれど起き上がると、どうやら滑った箇所が一番きつかった場所らしい
後は滑った時の記憶が強すぎるせいかあまり覚えていない、トラロープが結んである木が行くにつれて頼りなくなっていくのは確か
で、沢まで後10mちょっと位で、先を見て何か直感的に感じた
この先は無理
何でかは覚えていない
ただ、今までは辛うじて読めた踏み跡が読めなくなり、ついでにさっきの滑った斜面よりきつくロープのテンションも緩かった気がする
オカルト的なものを信仰しているわけじゃないが自分の直感は大事にしているので、あと少しで悔しいが引き返すことに
で、引き返すことになって、冷静になったからかわからないが右手に痛みを感じる
見てみると中指を大きくすりむいている、さっき滑った時に全力で体重を支えたのだから仕方ないか
軍手をしなかった自分の愚かさを呪い絆創膏で応急措置
とりあえず帰りは行きと同じなので端折っていくが、さっき滑った箇所は滑った際に表土を粗方削ってしまい、一際滑る地盤が剥き出しになって登るのに四苦八苦したことと、この斜面を下りる際には気付かなかったことだが、左側に朽ちた梯子の残骸らしきものがあったので前は梯子とロープの2段構えだったらしいことがわかったことは書いておく
結局労多くして功少なしどころか功無し
写真が無いのは、入口に関しては行きは別にいいかと思い帰りはもう見たくもないと思ったから、道中に関しては純粋にカメラ構える余裕なんてあるわけなかったから
行った感想としては「人の行くところではない」
明らかに普通の登山装備で行ける範疇を超えているし、滝自体も前人未到ではないので無理に行く必要もないかと思います
どうしても行きたいなら、恐らくペグやザイル、カラビナ等を用意して自分で縄を張りながら道を作る必要があると思われます
前人が設置していった梯子は朽ちて使い物にならず、ロープも1/3の箇所で頼ることを躊躇われたので、安全を期すなら自分で命綱を作るしかないでしょう
以上は薬研の滝についてのことですが、残りの3滝についても下りる道を見た限りでは同様の技量・装備が必要だと思われます(地形図読みでは薬研の滝よりは幾分マシな気がするけれど…)

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とりあえず惨敗を喫し、何とか林道まで復帰
正直、かの剱山の「カニの縦バイ・カニの横バイ」と同じことをこんな房総の辺鄙な丘陵でしなきゃならないなんて予想外すぎて、疲労がどっと押し寄せます
林道の端に腰かけ、昼食をとりながら休憩をとることに
あ、言い忘れていましたが、このあたりの草むらには毛虫がうじゃうじゃいますので注意を

昼食をとり、目指すは増間七滝最大の坊滝
地形図にも記号が乗ることからも期待できます
切りとおしから15分程で到着、観爆台があるってこんなにも素敵

広角足りないー
何となく秋田の安の滝を彷彿とさせる清涼で風情のある滝で満足
観爆台から沢に下りて撮ってみたけれど何かいまいち、観爆台からの角度が私的には好き

ちなみに例の草ぼうぼうの駐車場から坊滝まで35分とありますが、かなりの健脚じゃないと無理です
帰り(下り)の自分が休憩無しで28分だったので、普通の人は休憩込で50-60分位見た方がいいと思います